2020年2月10日
大寒のキャンプオフ2020
毎年恒例、今年で4回目のはぎもぎ大寒キャンプ。
大寒の日は1月21日頃だがなかなか都合が合わず、気が付けば立春を過ぎた2月8日となってしまった。
「今年は暖冬だからへっちゃらだろう」と余裕をこいていたがキャンプ日を狙って寒波到来。
果たして凍死せずにキャンプ出来るのか・・!?

そんなこんなで集合場所の埼玉県某無料キャンプ場へ向かっていると
はぎもん日記のはぎもんさんからLINEが届く。
「現地着きましたけどフェスですかレベル・・」
写真を見るとサイトに目一杯張られたテント数々。
はぎもんさんに電話すると、サイトは一切の空きがなければ車すら入場できるスペースがないとの事。
少なくとも3年前にここで大寒キャンプをした時は3組だけだったのに、恐ろしいキャンプブームである・・。
(※写真ははぎもんさん撮影)

仕方なくお馴染みT村の無料キャンプ場に変更して難を乗り切った。
林間キャンプ場なのに北風が激しく、夕方の時間帯においてもべらぼう寒い。
これが深夜になったらどうなる事やら、早々に焚火を熾して暖を取り始める。

極寒期にも関わらずサイトには人が多いが、広大なキャンプ場なので人口密度は思いのほか薄かったのは幸い。
我々は僻地の駐車場に停めて一番端に陣を構えた。
設営が済んでひと段落、椅子に座って見渡すと西に落日を見た。
これから宴が始まる。

まあまあまあと、まずははぎもんさんから熱燗を頂く。
熱い日本酒が喉から腹に降りてじわっと広がる。
美味い。染みる。

そしてはぎもんさんが持ってきた肉を焼く。
美味い。美味すぎる。
肉の裏にビニールが付いたまま焼いちゃったのはごめんなさい。
ちなみに私の持参した飯はスーパで買った弁当と惣菜のみ。
調理どころか焼きもしない。
シンプルを目指していったらいつもスーパーの弁当になってしまったが、これが一番美味いのだから仕方ない。
でもご飯が冷たいからチンしたい。次回は電子レンジ持参で?

飯を食ったら後は酒を飲んで語るのみ。
まあしょうもねえ話ばかり。だがそれで良い。
そんな最中、
yanstyle-Suiteのyanさんからメールが入る。「今向かっています」と。
yanさんはデルソルオフで知り合い、たまに山登ったりキャンプとかしている車&山仲間。
今回は急遽参戦することになり、遠路はるばるお越しいただいた。

暗闇の中で「yanさ~ん!」と知らん人に声を掛けて誤爆しながらも、なんとか合流に成功。
yanさんとはぎもんさんは初対面。
これから始まる3人の宴、日本経済や環境問題、人種差別や無くならない戦争について話し合いながら世は更けていく

はぎもんさんはローソンもつ煮を基盤として鍋にしたりうどんにしたり改造しながら温か飯を振舞ってくれた。
焼き肉のタレで味の調整していたが意外と美味しくなったのが驚き。

そして夜は更ける。
キャンプ場内の他の連中はでっかいテントにストーブを焚いてぬくぬく過ごすか、テントに入って寝袋に包まって早々に寝るかのどちらか。
我々は恒例の野晒しキャンプ、寒かろうが北風吹こうが外に椅子をおっ立てて過ごすのみ。
と、強がっているがもちろん寒い。
と思えばyanさんは圧倒的装備力で微塵も寒くない様子で、普段装備+ホッカイロ6枚パワーでもバチクソ寒い私はワークマンでいいから防寒装備を整えるべきだなとシミジミ思う次第であった。
アルコールも飛んできて寒さが一層堪える。
残念だが私はここで離脱。はぎもんさんとyanさんより一足先にテントに籠ることにした。
ようやく購入した冬用寝袋に入って温かさに幸せを感じながら、テントの外から聞こえる談笑の声に羨望を感じながら、私は静かに落ちていった。

深夜何時だろうか、皆が寝静まった真夜中で目が覚めた。
私が感じたのは途方もない尿意だ。
同時に睡魔も襲い、しばらくは寝袋に入って二度寝を試みたがどうも尿意が睡魔に勝った。
テントの中で漏らしても大惨事なので、仕方なくテントから出てトイレに向かった。
テントの外はとても明るかった。
頭上には美しい満月が上っていた。
ほの明るいサイト内を月明りを頼りにトイレに行ってすっきりして「寒い寒い」と小走りでテントに戻る。
そして再び眠りに落ちる。今日も良い夜だ。
まだ暗い早朝、テントの外の物音で目が覚めた。
「パチ・・パチ・・」と火を熾す音。
たぶんyanさんが焚火を始めたのだろう。
尚も眠い私は寝袋でモゾモゾ過ごすが次第に音が増えてくる。
「おはようございます」
はぎもんさんの声だ。
昨日遅かったのに早起きだなと思いながら、私もテントから出てみることにした。

まだ暗いけど、だんだんと明るくなっていく朝。
依然として空気は冷たいが清々しい朝の空気。

はぎもんうどんで暖を取りながらだらだら過ごしていると明るくなった。
地平線から太陽も顔を出し始めた。太陽は出たが放射熱で寒い。
それでも太陽が上がるにつれていくらか楽になってきた。
私は優雅にコーヒーを飲んでいると、手を滑らせてコーヒーをぶちまけてしまった。
ズボンと椅子とカメラがコーヒーまみれ・・。
嬉しそうに写真撮ってたはぎもんさんは絶対に許さない

明るくなってから改めて見たが、yanさんの寝床がとち狂っていた。
まあ本人は全く寒くなかったようだが。

楽しい時間は過ぎてすっかり良い時間に。
ここで解散になるがyanさんが凄いやつを見せてくれた。
yanさんが肩に掛けているのは全自作のウエストバックである。
ウエストバックでも驚異のカスタムでザック並みの積載量を有しこれで一泊の山行くらいなら余裕でこなせる。
特に汗っかきの人には背中が快適で素晴らしい使い心地らしい。
そしてこれを自作するんだから凄いもんだ。

そして解散!
yanさんは店回りと別のオフ会へ。
はぎもんさんと私は神社&登山へ。
今年の大寒キャンプも楽しかった。
また来年!!
はぎもんさんのキャンプ記事
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