2018年8月30日
さよならセーブオン
2017年2月1日、群馬県民に激震が走った。
セーブオンが公表した内容によると、ローソンとの業務提携により503店のセーブオンが全てローソンに変わってしまうという。
リミットは2018年8月31日、8月末を持って全てのセーブオンが閉店する。
悔しいほどに残念ではあるがどうしようもない。
私は閉店が迫る8月の夏の日に、最後の思い出に友人とセーブオン巡りを敢行した。
セーブオンの特徴として思い浮かぶのがスーパー顔負けの安さ、そして量。
流石はベイシアグループの購買力といったところか。
今回はセーブオンの思い出話に花を咲かせながらドライブし、セーブオンを見つける度に立ち寄って、セーブオンを代表する名物を食べて回ろうという企画。
セーブオン榛東井戸尻店
まずは庶民の味方、48円アイス。
数年前までは39円アイスだったが今でもその安さは健在。
学生の時分にお世話になった人は数知れず、そのお手軽さから多くの人の口を慰めてきただろう。
あずきバー
美味い!!
そして買った弁当を公園で食う。
「のり弁当(276円)」
驚きなのはそのお値段、スーパー顔負けの276円、安い!!!
そしてセブンイレ○ンのように容量を小さくすることはなく、非常にコストパフォーマンスの高いコンビニ弁当。
「ご飯大盛り ハンバーグ&チキンカツ弁当(399円)」
写真だと分かり難いがすごい大盛り、これがコンビニ弁当とは到底思えぬ!
最近は見ないが「1キロカレー(498円)」という頭のいかれた最高な弁当が昔売っていた。
とにかくセーブオンは安くて大容量なのだ。
ちなみに別の日の写真だが、コンビニでは珍しく深夜帯になると容赦なく半額シールを張っていく。
半額シールは弁当だけでなくスイーツやパンにも及び、買う物のほとんどが半額だった時はありがたすぎて言葉がでない。
セーブオン安中駅西店(だっけな?)
フライドチキン(138円)
10年くらい前のセンーブオンのホットスナックはヤバい味がしたが、最近はめちゃくちゃ美味い。
安いながらも個人的にはセブンイレブンのホットスナックより美味しいと思っている。
セーブオン安中下磯部店
ここで名物を大量に買い込む・・。
公園に行って買った物を広げる。
それは品質と価格にこだわったセーブオンオリジナル商品。
・しっとりソフトな食パン(95円)
・フィリピン産バナナ(5本入り190円)
・酪農牛乳(160円)
日常的に買っても全然安い商品群。
これぞセーブオンクオリティ、特に食パンが美味いし安い。
これを水曜どうでしょうの対決列島ばりに早食い対決。
食パン半斤、バナナ2本、牛乳1Lが一人分だが魔人が強すぎて惨敗。
しかも牛乳1Lが腹に溜まった事でこの後なにも食えなくなる・・。こりゃミスった。
何店か忘れたが、榛名町辺りのエブリカフェのアイスコーヒーで一服。
まあ私はコーヒーはセブンイレブン派なのでエブリカフェはほとんど飲んだことがない。
あ、でもフラペチーノは美味しい。
セーブオン高崎南新波店
焼きまんじゅうを販売しているセーブオンは県内5店舗のみと意外と少ないが手軽に食べられる焼きまんじゅうを買いに来るお客さんは多い。
近くの公園で食べる。
忠治茶屋の焼きまんじゅう、名店の味なので間違いなく美味しいです。
注文してから焼いてくれるのでふわふわで特に美味しい。
セーブオン前橋青梨子店
そういえば今日よったセーブオンが新型店舗ばかりなので、旧型店舗に寄ってみる。
売ってるものは同じだけどこちらの方が馴染みが深い。
コンビニでエクレアが88円って安すぎません?
それでいて美味いんです。
最後に某所のセーブオン。
生まれ育った村に初めてできたコンビニがここのセーブオンだった。
当時は「うちの村も都会になったもんだ」と村民一同歓喜に沸いた。
あれから何年が経つだろうか、ずっと存在すると思っていたものが無くなるのは寂しい。
抗いようのない事実だが受け入れるしかない。
数年前には「セーブオンは群馬にしかない」と言われていたものだが、最盛期は隣県にもかなり進出していた。
本音を言えば、セーブオンが日本中を席巻し大手コンビニチェーンとなる姿を見てみたかった。
最新情報によると、統合先のローソンでの一部焼きまんじゅうを販売したり、セーブオンのロゴを一部転用する話もあり、群馬県民にとっては多少の慰めにはなるだろうか。
しかしもうすぐ全店舗閉店が訪れる、たくさんの思い出が色褪せないよう、セーブオンと過ごした日々をよく記憶に焼きつけておこう。
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