2017年11月24日
デルソル登山部活動(熊鷹山~丸岩岳)
栃木デルソルお泊りオフを終えた私は、デルソル乗りの
yanさんと山登りへ向かった。いよいよ何のオフ会だか分からなくなってきました。
前日に相談して決めた佐野市の熊鷹山を目指します。
※この記事を書いているのは11月ですが行ったのは9月です。
yanさんの持っていたガイドブックが古すぎて、登山口のアクセスルートは廃道の如き荒れていた。
少なくともデルソルで行くような道ではないだろう。
林道の長さは3km程度、気合で走る。
車から降りて落石を退かす作業を何度も繰り返し、やっとこさ登山口へ到着。
歩き始めるが登山道の様子がどうやらおかしい。
不釣り合いに立派な橋、そして岩壁をくり抜いた半洞門、そう、まるで鉱山道路のような道だ。
そんな事を思っているとまさかの坑口発見。
詳細は分からないが鉱山があったようだ。
穴があったら入りたいという事で坑道に入り視察。水平方向は10m先で人為的な崩落、斜め上方に鉱脈に沿って採掘されている。坑内の残留物はほぼ無し、地理的にはマンガン鉱山なのかな。
川を挟んで向かいの山を眺めると斜面に幾つもの坑口が見えた。
二人とも鉱山とか好きなのでテンションが上がるが、今日は登山の日なのでスルーで行きます。
佐野の低山との事で登山道の景観は期待してなかったが、深く険しい渓谷沿いを歩いたり、歴史を重ねた巨木の隙間を歩いたり、穏やかな広葉樹林を歩いたり、いい意味で期待を裏切られた変化に富んだ登山道だった。
更に進むと何やら段々に石垣を組んだ跡がある。
なんだこれは? 沢水じゃ水田にならんし、畑でもないし家の基礎でもないし・・。
しばらく歩いて分かったが、ここは昭和の時代に野ワサビを栽培していたワサビ田のようだ。相当広大に栽培されていたようで、今でも野ワサビ残ってないかなと探すが一本も無かった。
さて、山頂ももう少しです。
んで、熊倉山(1169m)登頂!!
ド快晴の空で360°の圧倒的眺望。
これは気持ちいい山だ。
低山がずっと向こうまでひたすら連なり、テント担いで尾根伝いを延々を歩きたいなーとなどと思った。
尾根伝いに歩いて隣の山を目指す。
ここでyanさんの変態的山道具を色々借りてみるがイマイチ使いこなせない。
丸岩岳(1127m)登頂。
先ほと比べて展望一切無しのしょんぼりピーク。
ここから駐車場まで登山道がある筈だが踏み跡が薄すぎてルートが全然分からず。
しかしお互い登山道とかあまり気にしない人間なので、適当に下山開始。
調子よく歩いていた尾根が次第に先細りしていき、沢を手前にして崖にぶち当たり、にっちもさっきも行かなくなる。
yanさんのいい感じの判断でちょいと巻いて下山成功。
低山なので舐めた装備だったが、結果的になんだが普通に危ない登山となってしまった。
まあこれも一興。
デルソル登山部、そんな感じで無事下山。
いや、ヒルに食われたので無事じゃなかった。足が血だらけになりました。
この後温泉でさっぱりして(血が止まらないのでシャワーのみ)解散!
二日間通して参加したデルソルお泊りオフだが、実際あまりデルソル要素はないのだ。
デルソルとかいうマイナーな車がもたらす謎の繋がり、面白いもんである。
コメント(2)
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