2017年08月05日
灼熱のなまはげツーリング(一日目)
7月初旬、バイクにキャンプ道具を積み込み家を出た。
ランボー怒りの有給で錬金した四連休を活用し、私は旅に出る。
行先は決めていない。
寝場所は決めていない。
大事なのは「自由」であること。
家を出て二時間、私は南魚沼市にいた。
西日本は梅雨前線が停滞していたので、比較的天気が良さそうな東北を目指していた。
世間はジメジメとした梅雨の季節であるが私は人間界きっての晴れ男、まあ雨の心配はないだろう。
高速で新潟県十日町から新発田市までワープする。
しかし早くもが問題が発生、ちょこちょこPAで休憩しバイクの点検をするのだが、猛暑日のロングランはタイヤの減りが尋常じゃない。
擦るとタイヤカスがポロポロ落ち、目に見えてタイヤが減っていく。
高速走行中にパンクなど起きようもんなら死んでしまう。
その他トラブルもバイクでは死に直結するので常々神経を尖らせなければならない。
ましてや非力な250ccのバイクでの高速は怖いものである。
ともあれ村上市へ到着。
旅の本番はここからがスタート。
取り敢えず、ひたすら日本海沿いを北上しようと思う。
どこまで行けるか分からないが、行きついた先をキャンプ地としよう。
この日は金曜日、平日なので海沿いの国道は空いている。
左手に日本海を眺め快走、ひたすらに快走。
休憩もそこそこに、北へ北へ、目指す。
たまにはこうして旧道を走ってみたり。
山形県に入った。
時刻は15時、近くのキャンプ場を探すと鶴岡市に無料のキャンプ場を発見した。
予約を入れ本日の宿を目指す。
ローカル色の強いA-COOPで食料を買い込む。
「八森山レクリエーション広場」
誰も居ません。
管理人も居ません。
今回の旅はこんな装備。
ご飯を炊いて、黄昏ます。
米を炊き、スーパーで買った惣菜を食う。
そして山形の地酒。
質素に見えるかもしれませんが、これでいいんです。これがいいんです。
のんびりと、メシを食い、酒を飲む。
そして本を読んでみたりして過ごす。
これこそが旅の夜。
今日は満月。
広いキャンプ場には自分一人。
なんという贅沢だろうか。
最高に楽しい。
900mLの日本酒を呑み干し、落ちるようにして眠りに就いた。
二日目に続く
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