2017年08月06日

灼熱のなまはげツーリング(二日目)

東北キャンプツーリングは二日目に突入。
前回の記事はこちら






昨日は明らかに飲み過ぎた。
ちょっと気持ち悪い。
なんとか6時に起床し朝飯を作り、7時に出発する。

キャンプ場のある山奥から下山し、海沿いの道に復帰する。
今日もどこへ行くでもなく北へ向かって走っていると、由良海岸に白山島なるものを発見した。
どれ、朝の散歩がてら渡ってみよう。






朝清々しい散歩。
梅雨真っ只中の季節だが、今日も晴れ男パワーで快晴だ。

ところで、由良海岸の看板に「芝生の中にテントを張らないで下さい」と書かれていた。
芝生の外ならテント張っても良いのだろうか・・。
※後々これが重要なキーワードとなります。






橋を渡りきると一匹の猫が現われ「ついてこい」と声を掛けられた。
「どこに行くんです?」と聞いたが、猫は何も答えず振り返ることなく歩き始めた。
私は猫の後を追いかけることにした。






階段を上り、長い参道を猫が先導する。
行きついた先は神社だった。

神社に参拝していると猫は消えていた。






神社から島の裏手に遊歩道が延び、島を一周するように散策できるようだ。
島の裏っちょは江の島ようなゴツゴツとした景観を見せ、朝の散歩にはおあつらえ向きの場所だった。








朝の陽光が白山島に咲く花を照らす。
河原撫子と鬼百合かな?






再びシーサイドビューを快走。
あ、もうこれはダメだ、ずっと海岸線を走りたい欲が抑えられない。 山形県の内陸に行く選択肢もあったが、このまま延々と海岸線を走り続けて、秋田県を目指そう。 そして男鹿半島でなまはげさんに会いに行こう。
こうして初めて目的地が決まった。最終目的地は男鹿半島のなまはげ館となった。






山形県を更に北上し、庄内平野に出る。
なんだこの平野は・・、圧倒的な広さの水田地帯に度肝を抜かれた。
東北の米どころはスケールがデカすぎる。これじゃ群馬の米は勝てないわな。






道の駅鳥海で昼飯。
生ガキと銀ガレイ。
美味すぎて感動した。






北へ北へ走り続けて山形県最北の町、遊佐町までやってきた。
下調べしていなので何が何だか分からないが、十六羅漢とやらに寄ってみた。
展望台から見える岩が羅漢像になっている訳だが、いまいちピンとこない。
一緒に案内板を見ていたおばさんと「なんだがパッとしないですね~」なんて会話をしていた。






何気なしに遊歩道を海岸まで降りてみると驚愕した。 海岸の岩盤である大きな自然岩に無数の羅漢像が彫られ、風雨により風化しながらも迫力ある仏像群には思わず感嘆を漏らしてしまった。
一通り羅漢像を見学し駐車場に戻ろうとすると、他の観光客から「あっちにもありますよー」と見落としていた羅漢像の場所を懇切丁寧に教えてくれた。 しかしその指差す方向は結構な距離があり、私は別にそこまで見たい訳じゃない。 だけど折角教えてくれたんだからと歩き回って全部見ることにした。 ずいぶん余分に歩かされたが、その親切な心遣いが嬉しかった。






そして再び海岸線を走る。
ただ走る、それだけで楽しいんだ。






山形を抜け遂に秋田に入った。
ふと国道際に目をやると、カラフルなパラソルを差した露天商が座っていた。
あ、あれは・・。

ババヘラアイスだああああああああああ!!!!!!!






昨晩のキャンプ場で、秋田出身の友人に秋田の名物をいつくか聞いたのだが、その中でも秋田で見られる露天商「ババヘラアイス」は是非とも食べたいと思っていた。 読んでその名の通り、ババアがヘラでアイスを掬って作る花形のアイスは、熱い猛暑の中を走るバイカーにはこの上ない御馳走だった。






裏手の遊歩道の先の東屋で、ババヘラアイスを海を見ながら食べた。
美味い!!

後で聞いたのだが、ババヘラ露天商はそれぞれ単独で商売しているのではなく、 実は各地に散らばるババヘラ売りは同じチーム。朝ババヘラ軍団を乗せたバスが国道の路肩に一人づつ降ろし、ババアは夕方の迎えがくるまで炎天下の中アイスを売り続けなければならない。
そんな意外と過酷なシステムなのだ!






そうしてようやく秋田市内に入った。
秋田の観光地言えば、そう、八橋油田ですね。

以前、新潟県でかつて稼働していた油田見学を記事にしたが、 ここ秋田では同様の採油方法で、なんと今も現役稼働しているという。
周囲は田園風景とは不相応の石油の匂いが漂っていた。

参考:産業遺産探訪「新潟県石油の里 新津油田」





こんな感じで無人の採油基地で、鳥が水を飲むようにポンピングしている。
動いている姿が見られるとは感動だ・・。
ここは前々から見たかった油田であり、相当な時間を掛けて全ての施設を見て周った。
動画も大量に撮影したがアップロードが面倒なので割愛。






採油施設は市内各地に散らばり、下記サイトが大変参考になったので感謝です。

住宅地で操業する現役油田 秋田県・八橋油田 - 温泉逍遥
町中の油田 - 広く浅く






駐車場で地図を見ているとおっちゃんが話しかけてきた。

「お!群馬から来たのか!」
「なんだキャンプか、いいな!」
「俺はそういうの好きだぞ!」
「ほれ!これで美味いもんでも食え!!」

そう言っておっちゃんは財布から千円を取り出し、私にくれた。
そして後ろ手に手を振り去って行った。 秋田県民優しいな~。
こういう経験がその土地を良く印象付ける。
そういう地元民に、私もなりたい。






日は陰り、温泉で汗を流したあと秋田市内の無料キャンプ場に転がり込んだ。
今日は土曜日、他にも多くのキャンパーがいるがソロキャンパーは私一人。






他所はお洒落な道具を敷き並べ、盛大にBBQを開催している。
一方、こちらの火力はガスコンロ一つ。
話は変わるが、今回の旅は「省エネ」が一つのテーマとしている。
ケチってる訳じゃないけどリーズナブルに、無駄は省き、焚き火もせず、ご飯と一品のオカズがあればそれで良い(昼は外食で良いもん食ってる)。
ここまで来ると劣等感などは微塵も感じず、むしろ高効率で無駄の無い装備にある種の優越感すら抱いてしまう。






スーパーが見つからず、温泉のお土産コーナーで買った缶詰がオカズ。(本音を言うと缶詰だけではちょっと寂しい)
今回の旅は米を持参してオカズを買うって方法だが、次回は調理道具を充実させて地の物を使った料理をテーマにしようかな。

他のファミリーキャンパーが騒ぐ中、明日は早く起きたいので耳栓してさっさと寝てしまった。



三日目に続く






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