2016年11月19日

四万温泉共同浴場巡りと山口地区路地裏散歩



群馬県でも有数の温泉地、四万温泉。
近年では芸術祭との連携や積極的な情報発信により、四万の温泉街は一層の賑わいを見せている。 また、四万温泉には風俗店やぼったくり店、怖いお兄さん、客引き等は一切無く、クリーンで清潔な温泉街は家族連れやカップルも安心して訪れられる。

そんな四万温泉には何度も行ってるが、未だ入浴していない共同浴場があるという事で、温泉仲間のガラメキさんと共同浴場巡りを企画した。






まずは日向見地区、御夢想の湯。
営業時間:09:00~15:00
料金:無料
泉質:カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
※湯の泉の湯、山鳥の湯の混合泉。

2006年にリニューアルされた綺麗な共同浴場。
この場所が四万温泉開湯伝説の地であり、四万で一番歴史が深い。

浴室は建屋内の低い場所にあり、脱衣所から階段を下りて浴槽に行くという少々変わった造り(昔の川原湯温泉王湯共同浴場みたいな感じ)。 浴槽は2人入ればやっとのサイズで小さめだが、常連の話によると「この浴槽はウン百万する」と言っていた。 良く見てみれば黒御影石(たぶん)を繋ぎ目も無くくり抜いて造ったようで、確かにこれはすごい。
湯は四万温泉のスタンダードの浴感、若干の石膏臭を持つ硫酸塩泉。






次は、四万川ダムの堤体付近の温泉、こしきの湯。
※ここは共同浴場ではなく町営の日帰り入浴施設となる。
営業時間:10:00~17:00
料金:400円
泉質:単純温泉。






四万ダム建設時のボーリング調査の際に湧き出た湯を温泉として使用している。
大きな特徴はない湯だが、明るく静かな温泉だった。






続いては新湯地区、河原の湯共同浴場。
営業時間:09:00~15:00
料金:無料
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

四万温泉中心街の入口の河原に佇む共同浴場。






石造りの浴室と浴槽、洞窟風呂のような雰囲気をかもす。
河原の湯の泉質は少し特徴的で、四万温泉には珍しい鉄臭を有する。
浴室が小さいので、ちょっと覗いて空いてる時間帯を狙って入浴すると良いだろう。






河原の湯を始めとする新湯地区は四万温泉を代表する温泉街であり、どのパンフレットやWEBサイトを見ても必ずと言ってよいほどこの辺りが紹介される。 確かにこの辺りは温泉街の風情もあり散策して楽しいが、ネット上で掲載するのは些か食傷気味なので今回は新湯地区の温泉街散策は掲載せず、山口地区を中心に掲載しようと思う(後述)






山口地区、上之湯共同浴場。
営業時間:09:00~15:00
料金:無料
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

山口地区に行くには、日帰り観光の際に駐車する月見橋近くの大きな駐車場に停め、そこから温泉街から逆方向に歩いていくと良い。






浴槽は二つあり、片方はちょい熱、もう一方は激熱。
しかしこれがびっくりするほど良い湯だった。






常連の方曰く「ここはあまり人が来ないから穴場だよ!」との事。
普段私は河原の湯ばかり行っていたが、今回初めてここに入りとても気に入った。
次回はまた上之湯に来よう。






山口川音の足湯。
営業時間:09:00~17:00
料金:無料

山口露天風呂がリニューアルされ、平成26年に足湯としてオープンした。
私は利用していないが、清流のせせらぎに包まれながらまったり足湯も良いと思う。






さて、そんなこんなで共同浴場巡りは終了!
このまま山口地区の温泉街の裏路地探索を始めます。

改めて書きますが、路地裏探索は山口地区を練り歩きます。
積善館とかある新湯地区とは別のエリアになるので注意。






特に行先も決めず路地をフラフラ彷徨っていると、道はあれよあれよと細くなっていく。
こういう雰囲気、嫌いじゃない(むしろ好き)






車も入れぬ路地の先には、まるで隠されていたかの如く旅館が現われた。






ああこの隠れ家感、こういうところで泊まりたいな。






なんていうんだろなぁ、旅館のこういう側面は小奇麗ではないけれど「温泉が生きてる」って感じがする。
極端に言うと温泉の生命力や意志なんかを感じられさえする。






「この先 通り抜けられます」

まじか!
行き止まりかと思ったのに!
ちょっとこれは興奮してきた。






左手を見れば人ひとりがやっとこさ通れるような急な階段。






そして正面は旅館の下をくぐり抜ける道。
ボイラーやエアコンの室外機が唸るように稼働し、旅館の裏の部分を見ながら進む。
完全に私有地だが一応通って良いらしい。






大通りに戻ってきた。
山口地区は、素朴で落ち着いた旅館が多いように思う。
木造の建物が多く、温もりもある。






また適当に裏路地に入っていく。
気分は気ままな猫のよう(?)






この先に神社があるようで、またしても細く急な階段を登る。






着いた先には木漏れ日の美しい稲荷神社が佇んでいた。






ちょうど金木犀の季節であり、木漏れ日と一緒に金木犀の香りも運んでいる。
物語の世界のような、とっても雰囲気の良い場所。






こんな静かな温泉街の裏路地を歩くのも趣深いものである。


参考サイト

群馬県・四万温泉観光なび
 四万温泉協会の公式サイト。
 散策マップや日帰り客用情報など、すごく丁寧で分かりやすい。






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